服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

学校見学~軽井沢インターナショナルスクール

ISAC(アイザック)として知られる軽井沢インターナショナルスクールの見学に行った。11月22日。現在は、UWC ISAC JAPANとなっている。

小林りんさんの名とともに、日本で一番有名なインターナショナル高校だろう。

 

一般の見学は、指定された日時から選んでの事前申請制で、学生たちへの奨学金となる旨の説明付きでランチ代込みの一人6,000円である。これは取材や進学予定保護者とは、日時を含めて別の設定である。

当日は私たち準備会四人と、あと一人が参加。一回の見学で最大6人までである。

 

最初から終わりまで、校長アシスタントの有能な女性が、対面で応対をしてくれた。後で、これだけの時間これだけの人を拘束するのなら、見学料は適性以上の設定だと思った。

 

10時30分に本部棟での説明と質疑応答から始まった。説明をうけた本部棟の見学から始まり、教室や寄宿舎、体育館などの施設を見学した。そして、実際に行われている授業を、複数見学することがてきた。

 

途中で出会う生徒は、活発で、多様性に富み、ティーンエイジらしい。といっても推察通り、日本の高校生や高校とは、ほぼ印象が異なる。

 

ランチの時には、配慮で日本人の女子がテーブルに来てくれた。溌剌として、知的で、印象深い三年生である。

 

自分で選んで、この学校にやって来た。英語や経済的な壁も、親や周囲の理解も、頑張って突破して。

その子の話をしていると「頼もしい。こんな子がいれば日本の未来に希望が持てる」となどと、思ったくらいである。

 

結局、学校の価値を決めるのは学生だ。

帰宅の新幹線で、窓の外を眺めながら考えた。