今ごろになって私は、自分が作る大学が何であるか分かった。私は「自分の使命の大学」を作るのだ。私の「夢の大学」でもない。私の「理想の大学」でもない。私が「欲しかった大学」でもない。
私の創るべき大学、私が創らなければ誰も作らないであろう大学、私しかこの在り方を重要だと思わない大学、だから私しか創れない大学。
故に「私の使命の大学」だ。
作りたいから作るのではない、作らなければならないから作るのだ。出来るから作るのではない、必ず創るのだ。誰もやらないかもしれない、でも私なら創ることが出来る。
だから「私の使命の大学」だ。
誰かが作れる大学は、誰か作ってください。
何処かに作れる大学は、どこかに作ってください。
出来るから作る大学は、他の人がやってください。
私は、これからの時間と情熱と努力を尽くして、自分の使命の大学を創ります。
私は、これまでの経験と知恵と知識を尽くして、自分の使命の大学を創ります。
私は、私の生まれた意味と、生まれた場所の理由と、生きた人生の意味を、自分の使命の大学創設にかけます。