服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

悲しみの中で前を向く

簡単に言う。苦しみを乗り越えろとか、悲しみから立ち上がれとか。
簡単に考える。誰にでもあるとか、いつかは来るとか。
簡単に思う。人はこうして成長するとか、どんなことも成長の糧になるとか。

でも、本当は経験したか。実際に遭遇したか。事実で味わったか。

明るく元気で楽しい弟から、「暇なら飲みに来いよ」と、初七日の前日にメールがある。「もちろん明日も来るだろうけどさ」と付け加えて。

暇だから来たさ~と、わいわい飲んで、笑って、話して。
 
いま帰宅途中の、ゆいレール
沖縄のモノレールは、駅ごとに、明るい民謡がオルゴールで流れる。

「大学つくれよ」飲みながら聞いた言葉が、頭をめぐる。