服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

余白のない生活をすると空白ができる

私はいま、まったく余白のない生活を送っている。

何かを作業したあと、すぐ次の作業をする。
電車に乗ったらLINEの返信をする。電車を降りたら、電話をかけ直す。真夜中に仕事のメールをする。土日も予定が入る、仕事をする。

午前中、東京圏で仕事を済ませ、午後、羽田空港で飛行機に文字通り駆け込む。
1週間動いて、夕方に那覇空港で、最後の打ち合わせをして、最終便にまたまた、駆け込む。

そう、まったく余白のない生活だ。そうなるとどうなるか。空白ができるのである。

ある時渋谷で電車に乗った。自宅の駅で降りるとき、ハッとする。
この間、何やっていた? 眠ってない、本を読んでない、メールしてない、考え事もしてない。中ずりも見てない。
いま、一瞬だったよね?いや乗った駅から今の駅まで20分はあったはずた。

何をやったかも思い出せない。真っ白なのだ。ただ、ただ、空白なのである。時間の経過さえ一瞬だ。

余白のない生活をすると、空白ができる。恐ろしい発見(笑)である。気を付けよう。