服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「一番難しい方につけ。責任者は逃げるな」

朝一番で、一番イヤな、やりたくない仕事に着手した。

取引先に電話をかけて、支払いが遅れます、いえ遅らせます、事情はこうこうてす、と言うという仕事だ。

事情は複雑で、双方どちらにも責任がある遅延である。だが、支払う方が謝り、お願いする以外ない。

嫌だし、辛いし、出来るものならやりたくない。逃げてすむなら逃げたい。(笑)

だがこれが、責任者の仕事だ。

「一番嫌なことを最初にやるんだ」「一番つらい現実に対面するんだ」「一番難しい方の仕事につくんだ」という恩師の言葉を思い出しながら、背筋を伸ばして電話をした。

思いの外、相手は、一旦だけど受け取ってくれた。

さて、このあと、2番目だけど、やっぱり大変な仕事がまっている。

自分に言い聞かせる。逃げるな。背筋を伸ばせ。真っ直ぐな言葉で言え。
逃げるな。