たった1日半、側にいる留学帰りの息子が言った。
「ちーこさんは、不発弾の在りかを知っていて、そのネジの解き方も知っていて、小さいのに実際にそのネジを外すことも出来て、そして処理して走り回っているリス。」と例えた。
なぜ、リス? 「身軽。でも、力が多いわけではない。出来ることもあるし、出来ないこともある。小さいから不発弾を発見でき、よく動くから数多く処理できる。」
でも緊急を要するし、次々と不発弾が見つかるし、説明する時間もない。
不発弾の有った場所の人は、それが有ったことも分からないことがある。だから不思議がるし、不信がるし。
そして不発弾は処理されたから、分からないまま。
それに、フィールドを三つ抱えている。3つのフィールドには、まだ不発弾が見つかるかもしれない。
笑えた。思いもよらない例えで。