服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

こんな小さいのに多文化グローバル

私は3つの小さな法人の代表をしている。3つといってもかなり重なっている。重なっているといっても、実際の行動フィールドは、やはり3つある。

そして、やっと悟った。こんなに小さくとも重なっていても、なんと、まさにグローバル(笑)なのだ。多文化なのだ。

仮に、このフィールドをABCと名付けよう。そしてBとCのLINEグループに同じ仕事を投げかけたとする。
一方は「了解しました」と担当者(関係者)のみが返信する。一方は、たくさんの了解スタンプが並ぶ(笑)。

少し前、ある双方が関連している課題で、同じ厳しい状況下で、同じ厳しさで双方の関係者に、同様な厳しい要求をした。
すると一方は「なぜこの人だけに厳しい」「不公平である」とパワハラ問題にまで発展しそうな事態になった。だが、一方は何も問題にならない。厳しく要求された担当者も他の皆も、ケロリとしている。

またある時、双方のどちらが関わっているか分からないテーマの問いかけを、同時に双方にした。すると一方は「私の担当ではない」旨の返信で、外堀から埋まって的が絞られていく。一方は、関係ない者も参入してきてけんけんがくかくで、輪を広げて的にあてる。

そして、昨日、似たようなことがあった。双方に同じ問いかけと結果報告をしたら、双方でまったく異なる反応があった。

そうしてやっとハッとした。
文化が違うのだ。異文化なのだ。それは、構成員の年齢や、地域や、常識の違い、経験の違い、属性、前職の引きずり具合、等があるのだろ。とにかく同じ日本人なのに異文化なのだ。

まさにこの組織、名前の通りグローバル。(笑) 私は毎日が、異文化コミュニケーション。そうと分かったら、苦しみが消える。チャレンジあるのみである。