服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

愛する人を守る思いの強い人

ある人と電話で、真剣な話をした。
内容は、その人らしく、いつものように、自分でない別の人を代弁し、かばう話だった。

他のフィールドの、緊急かつ長い重要課題のやり取りを抱えていたので、そのあと、すぐに別件電話をした。

事が解決して、電話が終わり、余裕が出来たときに、ふと振り替えった。そしてはっとした。「ああ、この人は家族を、友人を守る強い精神の人なんだ」と分かったのだ。

元々から、自分の為にではなく、よく友人のために電話をかけてきたり、自分ではなく友人のために何かをうったえてきたり、友人の代わりに抗議をしたり、をする人だった。

私は長く、なぜ自分のことで話をしてこない、なぜいつも誰かの代弁をする、とずっと思っていた。

ところが、別件の電話を終わって、ほっとしたら、不思議なことに、巡りめぐって、彼女のこれまでの態度というか指針というか精神が、パッと分かったのだ。

「家族や友人、自分の愛する人を守る思いの強い人なんだ。それが彼女自身なんだ」と。

すると、過去のその人の行動や、電話が、違うものに見えてくるのが、不思議だ。

最近、世界が違って見えることが、多くなった。