先達とは、歴史上の人だけを指さない。
先達とは、自分より年上の人だけを指さない。
この年になって、起業したり、新しい分野に入ったりすると、周りは先達だらけだ。
そこに年齢や立場や経歴は、関係ない。
毎回、頭(こうべ)を垂れる人ばかりだ。
皆、労苦を惜しまず、知恵を絞り、ハプニングも試練も、危機も乗り越えている。
そして、それぞれの場で、本人が到達した、その景色を見ている。
凄いことだ。
素晴らしいことだ。
先達とは、歴史上の人だけを指さない。
先達とは、自分より年上の人だけを指さない。
この年になって、起業したり、新しい分野に入ったりすると、周りは先達だらけだ。
そこに年齢や立場や経歴は、関係ない。
毎回、頭(こうべ)を垂れる人ばかりだ。
皆、労苦を惜しまず、知恵を絞り、ハプニングも試練も、危機も乗り越えている。
そして、それぞれの場で、本人が到達した、その景色を見ている。
凄いことだ。
素晴らしいことだ。
経営者は、人材、事業、資金で、順繰りに悩む。ちなみに以前は、ヒト・モノ・カネと言っていた。
さて。
経営者になって、本当に、上りスパイラルのように、この3つの課題に直面する。
スパイラルと表現する理由は。
資金の課題は、桁が上がる。事業の課題は、高度化する。そして人材の課題は、時代の変化で移ると論じられるように、変化する。
すなわち。
人材の悩みとは、
経済的資本「何を持っているか」→人的資本「何を知っているか」→社会的資本「誰を知っているか」→心理的資本「ポジティブな心の状態であるか」
実際。
今は、人材に関する課題は「職員の心の状態」に悩みが多いのである。
我が法人は、福利厚生で、コーチングとカウンセリングを、希望すれば受けられるようにしてある。
だけど、受けてほしい人は受けない。
そして、メンタル理由の休職は、常にある。
法人運営の課題は、メンタル、メンタル、メンタルである。
サラ・サラスバシーの研究。
多くの起業成功者をリサーチした結果。
要約すると。
「優れた起業家は、目標を設定し、そこから逆算して計画を作成する逆算思考型ではなく、手持ちの手段から新しいゴールを発見して、自分をコントロールしながら、新たな未来を創造していく思考法である」
これです。
エフェクチュエーションと言うらしい。
私は、この方針、この戦法(笑)に、切り替える。
ほんとう言うと、自分の必勝パターンを変えるのは、少しこわい。
だが、変えるべき時が来た、と思う。
たとえば
何にもしないで、ぼんやりしている。
ただただ、車窓から、街を眺めている。
仕事に関係ない本を、楽しんで読んでいる。
治療とか検査とかで、医院等に行く。
街角や旅先で、パンフレットや無料冊子を、手に取る。
それなのに。
観察している、考えている、想定している。
何ということか。
気がつくと、フィージビリティ調査をしているのだ。
この場所での実現可能性、この分野への転換可能性、この職業への導入可能性、それを探っているのだ。
世の中の、社長や代表や起業家って、多分、みんなそうなんだろうなぁ。
起業とは、ほぼゼロから始めることだ。
資金、事業、人材、何もないところから始めるのは、なかなかにキツい。辛い。大変だ。そしてリスキーだ。
経験もない、お金もない、蓄積もない。自分以外、誰も何かやる人はいない。そしてリスキー。
そう思っていたし、実際そうだ。
だが、だからこそ『無いという価値』がある。
思い込みがない。しがらみがない。縛る人はいない。自分が向かい合うものに対する、偏見もバイアスもない。
ということで。
起業は、無いという価値がある。創業は、リスクという冒険がある。
7年立って、初めて、ゼロ地点の良さを、起業の価値を、創業の価値創造を、確信した。