服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

困るよなあ、教育者と経営者の在り方で、引きさかれる思い

私が信奉する教育者像、そのありかたはこうだ。 「その人の可能性や善性を、信じきる」 実際に、私が尊敬する教育者は、皆、そうだった。だから、私もそんな教育者になりたい、と思っている。 だが、経営者の在り方は、違う。 会社や社員や組織を守るために…

未来をつくる良い構想とは、実現可能性ではなく、ワクワクするかさせるか、である。

私はこう考える。 未来構想とか、会社の新構想とか、組織の新しい構想とか。 構想は、それは実現できないものでは、もちろんダメだろう。 だけど、本当に良い構想とは、ワクワクするもの、希望が持てるもの、だ。 実現可能だとか不可能だとかは、その時に、…

覇者は次に登場する勝者に負ける、ならば自分と闘って生き延びる方がまだ未来がある

歴史を読んでも。現代の経済界を見ても。 結局、時代によって勝者は次々と変わる。 ならば、他者と戦うよりも、自分と闘って更に大きくなる方がよい。 他者と競争するのではなく、今の自分より更に優れたものにする方がよい。 そんなことは夢物語だろうか。 …

成功したモノとコケたものをあげてみる、一年の振り返り事業編

この一年の振り返りをする。 自分ではクリアに分かっているが、いくらなんでも、ブログには分からないようにして分かるように、書いてみる。 失策・失敗。某起業の躓き。 原因、他責にすれば「まるで離岸流のごとき状況、運がない・つきがにげる状況」 自責…

「引き出しが多いと言うよりは書斎が多い方なんですね」爆笑

私が所属している国連認定NGO団体が、私の専門というか分野というか、属性を聞いてきた。 「同時通訳・翻訳者だったから国際部じゃないんですか」 「国際部、教育部、学術部です。一応、学術団体2つに入ってますから」 「……」 「職業が変わったり、それぞれ2…

周りの全てが“良い人”だとする人を、どうしてもそう思えなかったら、貴方はどうするか

たとえば。 自分以外の誰もが「あの人は好い人だ」と言うし、信頼している。 だが、自分はどうしても違和感が拭えない。むしろ、いま起こっている良くないことの、その真ん中に、その人がいるような気がする。 これが、数名が自分と同じ感触のようだけど黙っ…

読書するにも気力が要る、時間があるから出来るわけではない

人生を振り返って、ガンガン読書が出来た時期と、新聞さえ読めなくなる時期が、あった。 10代終わりから20代は、一年に200冊は読んだ。記録がある。 子育て時期は、とんでもない状態。育休って、休むどころか、寝る間もない労働期間。 子どもが保育園や学校…

風邪で朦朧とする中で勝手論。情報が監禁された時代から独占時代へ、そしていまや情報全方向双方向時代

風邪で寝込んだ身で、朦朧としながら、あれこれ考える。で、自由に素人文明論(?)を書く。(文明論かな~?何論でもないし、いや論でもないし(笑)) 昔、情報は、たとえて言えば、監禁されていた。綺麗な言い方では、金庫にしまわれているようなものだ。 情報…

経営の壁・1・3・5億・10億・30億~の壁、経営体質転換の必要性がある

経営に関して、こんな文章が見つかった。 『経営 1・3・5の壁』 「企業の成長段階には、壁がある。年商1億・3億・5億・10億・30億・50億・100億・300億など、節目ごとに経営体質を転換できなければ、成長は頭打ちとなる」 経営体質を転換する。経営の体制を…

「『運がいい』が経営者の最大の必要条件」だそうな稲盛和夫

いいですか!(笑) 経営の神様と呼ばれる、稲盛和夫氏が、言っているんですぞ(笑)。 能力、努力、倫理観、数字力、他を上げて、そして、何よりも、「『運がいい』が経営者の最大の必要条件である」と、重ねて、あちこちで、講話でも書物でも、言っているんで…

「一回の成功は、100回の失敗を拭い去る」組織ダイナミックス論

どこで読んだか。グループダイナミクス論、組織運営論のようなもので、書いてあった。 とにかく。グループやチームや組織になると、成功や失敗、効果などの扱いが、個人の場合と異なる。と、思う。 グループや組織体になると、どんな小さな成功でも、喜ぶこ…

マネジメントとガバナンスの両方をする、それが今の私の役と職。そして教育者?

最近、やっとクリアになってきた。 経営者、事業家として、私に求められる能力や心構えは、マネジメントだ。 経営、運営、資金調達、資金繰り、そして経営戦略。 だが、理事会あり、そして100人前後の教職員を抱える二つの一般社団法人の、その団体の創立代…

そういえば最近“エネルギッシュな悪意”をぶつけられることがなく、嫉妬からくる怒り(笑)をぶつけることもなくなった

ふと、思った。 以前の仕事をしていた時。あるいは、若いときと言うべきか。 ちょくちょく「エネルギッシュな悪意」を向けられることがあった。 私自身は、嫉妬から来る怒りを(笑)、相手にぶつけた。 つまりは、血気盛んな若い頃、血気盛んな業界にいた。 あ…

つまりは、結構な怪我だったわけで(笑)、いやいや意外と手の甲は重要だということが分かったわけで

いまだ、左手が痛い。 タクシー追っかけて、コンクリートに強かに打ち付けて。で、そのまま強行軍して(笑) 両膝は、触れば痛いだけの状態になった。 だが、どういうわけか。当時それほどでもなかった左手が、やたら痛い。 ペットボトルのキャップが、開けき…

トップの判断決断の難しさ、公衆衛生かワクチン接種か、人財で泣いて馬謖を切るか信じて守るかも

小さな組織のトップになって、私は、理屈ではなく身で分かったことがある。 「トップの判断と決断」というものの難しさだ。個人の時の判断・決断と、リーダーやトップのそれとは、本質的に別物である。 グループや組織のリーダーやトップになると、 たいてい…

鼎(かなえ)を考える「3本足はぐらつかない」

きっかけは、春秋左氏伝の「鼎の軽重を問う」を学んだ時だ。 これは、為政者やトップ、リーダーの、実力は如何がか? ぶっちゃけ、駄目なら民の為に引きずり下ろそう。という意味だ。 その時の講義では、そこから、鼎(かなえ)という3本足の、王の象徴となる…

「経営者には4つの働く場がある。会社の起業、成長、拡大、再建」ハルメク社長・宮澤孝夫

テレビ東京の『カンブリア宮殿』の録画を見た。すると。 「なぜ華麗な経歴のあなたが、破綻した会社の再建に、向かったのか」という質問。 答えるのは、ハルメクHDの宮澤孝夫社長。 「経営者には、働く場が四つある、と思っている。 ①0から自分で起業する。 …

榊原洋一氏のブログ『私の生きがいは「小医たること」』を読んで、不覚にも電車の中で泣き出した

日本こども学会理事長で「NHKすくすく子育て」の医者、お茶の水女子大名誉教授。他、数々の社会的な責務を担っている。 その方のブログを、読んだ。 余りにもの腹の据わった、清々しさに、不覚にも、電車の中で涙しそうになった。 凄い人は、こうやって、社…

女の子とバケツ「あの2行は私のことかと疑っている(笑)」と恩師に言われて気がついた

早稲田の社会人(向け)大学院の恩師の、誕生日を祝う会に参加した。全員女子ばかり。 私は自著の大人の絵本「女の子とバケツのおはなし」を、人数分持っていって、プレゼントした。 しかし、恩師は、既に私の著書を購入していて、読んでいた。何しろ恩師は、…

復帰前後の知事。重圧と風圧の高い場所で生きた人、その大変さに比べれば。

組織の長というのは、重圧の高い責任職だ。 私が尊敬する、沖縄復帰前後を担った知事のこんなエピソードがある。 「毎晩、お酒を飲まなければ眠れなかった。知事を終わったとたんに、その日から、パタリとお酒が要らなくなった」 本当に、ほんとうに、責任者…

泣きたくなるほどの恩師の深さに、泣きたくなった

今日、早稲田大学院の恩師を囲んでの、飲み会があった。 在学していたときから、けっこう厳しい方だった。だが、それは深い厳愛だと、ほとんどの学生が分かっていた。何しろ、私も含めて皆、大人になって入った学生だったから。 私の修論の副査だか、実際は…

「経営とはトップが持つ“意志”」「神仏も助けずばおれまい」稲盛和夫

いいですか?(笑) マーフィーやカーネギーが言ってるんじゃないですよ。(言ってるけど(笑)) 自己啓発の著者が、言ってるんじゃないですよ。(言ってるけど(笑)) 本当に京セラを起こして、世界トップまでにした稲盛和夫が言ってるんです。 起業家として成功し…