やっと分かったことがある。
私は、３つの法人の代表で、そのうち２つのフィールドで、それぞれ保育園を持っている。この保育園は同じように作ったのに、全然違う。
それぞれのスタッフの意識、やり方、対応、強烈に異なるのだ。彼らからよく聞く言葉も、違う。
長く私は、一方の、受け身で当事者意識がないのは、短くとも出来てしまった組織文化だと、思っていた。
双方は、意識が違う、目的感が違う、文化が違う。そう思っていた。
この１週間、一人で端座し、考え、思い巡らし、先人の本を読み、また端座して、黙考した。
そして分かった。
それは、２つのフィールドの使命=ミッション=存在の意味が違うのだ。
生まれたときは同じでも、生まれてからは違うのだ、と。
私は、この使命の違いを潔く認めるべきだ。同じ親から生まれた姉妹でも、個性も才能も、使命も異なる。
いま、このことを手紙にしたためて、恩師に届けた帰りだ。
親は、自分の希望や夢、理想、自分の使命を、子どもに押し付けてはいけない。
