コロナ禍にあって、沖縄に2つ目の保育園を開設することができた。
4月24日土曜日。雨の中で、午前に入園式、午後は開園式、午後の後半に合同の園内研修会を実施。
実は園舎の工事は完成していない。壁は剥き出し、厨房もトイレも事務所もがらんどう、床もブルーシートを張っての実施である。
こんな未曾有の時代だ。世界中が困っている。いろんなことがある。
保護者も、参加者は誰も彼も「出来てないじゃないか」という顔をして入ってくる。そう。出来ていない。
それでも挙行した。
胡蝶蘭が7つ、豪華な立て花が3つ、グリーンが一つ。いくつもの開園プレゼントと祝電、メッセージ。
きちんとセレモニーを行った。私は、挨拶文を、それぞれ用に3本準備した。入魂の挨拶を、と決意していた。
入園式で、ある保護者の一人は「感動で涙がでてきました」と言った。開園式では、来賓の一人が実際に泣いていた。
いつかこれが笑い話になる。いつかこれも語り草になる。いつかこれが歴史になる