箱根駅伝を見ていて。
選手は大変だが、その監督やバックアップチームの総力の結果なのだと、考えてしまう。
常勝の某大学の監督は、普段の日も、今日走るのだったら誰を起用するかと、毎日選手のオーダーを考えるのだそうな。
選手の能力だけだなく、その日のメンタルを含めたコンディション、気象、等すべてを考慮して、今日が“箱根”だったら、と。シミュレーションする。と。
孫子いわく。敵を知って己を知れば百戦危うからず。
でも、敵が誰だか、何が敵なのか、それを知ることさえ、意外に難しい。そして時に、敵を見失うことさえある。
年に一回、戦略とか、監督の力とか、“総力”とか、チームとか、臨機応変とか、運不運とか、何と闘うのかとか、そんなことを自分に引き付けて考える日が、箱根駅伝の2日間だ。