服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「初代はワンマンでこそ成功する」

今ならはっきりと賛成できる。そう思う。「起業の社長はワンマンでこそ成功する」

起業の準備の段階は、いくらでも人の意見や経験を聞いていい。いや、聞くべきだし、事前に出来るだけ学ぶべきだ。シミュレーションしていた方がより良い。

しかし、実際に起業に入ったら、ワンマンでいい。そうでなければ成功しない。

ああした方がいい、こうした方がいい、と自分が考えて、さっさと実行、実践、実現、トライ&エラーした方がよい。

ああした方がいい、こうした方がいい、という、自分で起業をしたことのない人間が言うことなんか、聞いてはいけない。

また、経営の段階に入って長い人や、やとわれ社長や、給料を貰う方にいる立場の人間、ましてや責任やリスクをとったことのない人間の言うことも、聞く必要はない。

ただ一人、起業したことのある人の意見だけは、聞いていい。その起業を成功していても失敗していても、ほぼ全部役に立つ。

でも、出来るだけ、始める前、起業する前に聞いていた方がよい。あとで聞いても、後の祭りになる。始まると、速度と回転がすさまじいのだ。

起業が始まって、経営の段階に入るまでは、大切なことは、スピード、試行錯誤、楽天思考だ。そして、堂々とワンマンになってほしい。

うまく行って、経営の段階になったら、ワンマンを取り下げればいい。その時には、たぶんワンマンこそ困る。と思う。