昨日、保育園の事務の統括をしている職員と、ある事務手続きについて、話した。
「5年前採択の川崎の園と、3年前採択の糸満の園は、規模とケースが同じだから、助成金制度は同じはずなのに、微妙に違う」と。
彼は優秀で謙虚。とにかく常に、きちんと調べ、臆することなく、企業主導型保育事業を管轄する担当組織に、電話で訊ねる。
そして、いまや、ほぼ全てを網羅し、把握している。
私自身は、設置に関わる全ての業務をやった。
だから、整備費助成金と運営費助成金の違いはクリアに認識している。
だが、二人で話して、ハッとした。
よく考えたら、川崎と沖縄の保育園、場所と規模と時期が違って設置したので、全部、整備費助成金の制度のケースが違うのだ。
右での経験は左に生きるが、右の助成金の制度は左とは違うだ。
同じ時期に申請し、同じ時に採択されたので、二冠達成だ、四冠達成だ、喜んでいた。
だが、二つは別々で、四つは別々の達成なのだ。
それぞれで、採択を貰えるよう、頑張り、知恵を絞り、対処したことを、懐かしく、思いだした。