服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

時差アップ。組織トップの私は、軍師の私の策を採用する

ああ。私は悪人になったか(笑)

ほんとは、誰にも好かれる人間(笑)になりたかったよ。

なにかというと。

「苦渋の決断で、ご本人の意思を受け入れました」とか「~~先生はご勇退なさいます」とかの言葉を、職員に言う私。

保育園、法人を運営していると、様々なことが起きる。

たとえば、ある人を、どうしても辞めさせる必要がある。私が辞めさせたいのではない。皆が辞めさせろと言う。

このままではどうしようもなくなる。または、職員の一揆(?)が起こる。或いは、職員間が不公平になる。等々。

本当の事だ。

保育園あるあるで「園長に反対して、保育士が一斉に辞めた」とか、または「保育士全員が、力を会わせて園長を引きずり下ろした」なんてことが、けっこう起きているのだ。

とにかく。私の場合は。

「辞める」との言葉を、相手から言わせるように図る。戦略を尽くして辞任に追い込む。

私が、謀って決着させたのだ。私はおろおろしていた、と見せかけて一気に解決したのだ。

複雑に絡み合ったなかで、公平公を期す方法を探る代表の私。

その私に、私という軍師が、策を尽くして、それならこうしろと言う。

そして私は、冷静に実行する。組織トップの私は、軍師の私の能力と力量を評価しているのだ。

そして私は夜、夫と飲んで「おぬしもワルよのう」と時代劇の言葉を吐きあって、笑いあって、泣きたくなる。