ある本に、ノースウェスタン大学の研究が紹介されていた。内容は
「最後に成功した科学者や企業にだけ見られる統計的な特徴が3つ浮かび上がった。
ひとつめは、キャリアの初期に失敗を、経験した者のほうが、後年により大きな成功を手にしていた。
ふたつめの特徴は、最初の失敗から2度めの失敗までスパンが短い。
みっつめは、長く成長し続ける科学者や会社は、手痛い失敗を経験したあとで、すぐに原因の分析に取り組んでいた」
そして「つまり、成功するために必要な能力はふたつ。挫折から立ち直る力。失敗を糧にする力」
おお!
私は成功するぞ。成功する人間だぞ!
何しろ、自分の愚かさと傲慢さで、最初に手痛い失敗をしている。自分がつくった法人から、追い出された。
その失敗があったから、2つ目の沖縄の保育園では、似たようなことが起きたときに、己を省み、事態を把握し、乗り越えきれた。
他にも、某取引先から「服部さんは、保育園の工事に関して(どれも完成が遅れたこと)、失敗してばかりですね」と言われるくらいの社長だぜ。
だが、すぐに沖縄の工事会社の傾向を把握し、失敗を振り返り、どれも乗り越えて、すぐに次にチャレンジしたぞ。そして成功したぞ。
あ、ちなみに、そう言われて私がムカつい顔色を変えたのを見て、取引先の専務は慌てた、謝った。当たり前だ、失礼すぎる(笑))