服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

人生にも事業にも『離岸流』の如き時期がある。そう分かれば方法が見つかる。

波は、普通、岸にむかって流れる。

だが、中には、離岸流というのがある。岸から、強い力で離れる波だ。

自然の力は恐ろしい。離岸流にはまると、どんなに凄い泳者でも、逆らうのは難しい。

普通の人間だったら、どんなに力泳しても岸に近づけない。踏ん張るほど頑張るほど、徒労になる。沖へ沖へと流される。

努力はすべて水の泡、海の泡波となる。まるで、運が尽きた感じだ。

人生にも、そんな離岸流と評したい時がある。経験したことがある。

事業でも、そんな離岸流と評したい事がある。いま事業の一つで経験している。

離岸流から逃れるには、岸に向かって泳ぐのではなく、泳ぎを止めるのでもない。

横にずれるのだ。岸と平行に、泳ぐのだ。

愚かに見えても、目的地から離れるように見えても、それが離岸流から逃れるコツだ。

頑張ろう。