デジタルは便利です。
断言する。情報を取るには、調べるには、知識を得るのも、素早く物知りになるにも、これ以上の近道はない。
では、なぜ私は、今の時代に、紙の本を読むのか。いわゆる活字を使うのか。
たぶん、私だけかも知れないが。
紙の本を読むと、考えるのだ。思考するのだ。批判的思考ができるのだ。
ここでいう批判的とは、吟味的思考、多方面からの思考ということだ。俯瞰する思考である。
そして、まったく関係ない別の分野とリンクして考えたり、まったく異なる世界にワープできるのだ。
思考が、ちゃんと“デタラメ”できるのだ。
考えが、ある意味“創造的”になるのだ。
他の人は、知らない。