服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

復帰前後の知事。重圧と風圧の高い場所で生きた人、その大変さに比べれば。

組織の長というのは、重圧の高い責任職だ。

私が尊敬する、沖縄復帰前後を担った知事のこんなエピソードがある。

「毎晩、お酒を飲まなければ眠れなかった。知事を終わったとたんに、その日から、パタリとお酒が要らなくなった」

本当に、ほんとうに、責任者・トップ・リーダーというのは、重責だ。さらに歴史的一大事の頃の知事というのは、今の知事の比ではない重圧がある。

そして今日新たに思った。

ある番組で、ある著名人の言葉を言葉を聞いた。

「風圧の高い世界で……」

そうか、風圧もあるのだ。

トップや責任者、賞をとる人、才能のある人、成果をあげる人、有名人、歴史の節目で責任者をする人、その立場には大きな風圧があるのだ。

なんだ、小さな組織の長で、大学創立という何百人もが達成した目標の、私なんか、大したことないな。