もう、一ヶ月前ですか。感嘆しながら、思い出す。
世界一過酷なヨットレースとされる、ヴァンデ・グローブの闘いの中で、様々な選手の言葉。
「ホエール40度。船乗りの墓場」笑顔で。白石康次郎
「落ちたとしても、かすり傷だ。骨は折れはしない。そう思ったのでやった」マストに登って修理した選手。
「自分の都合でヨットは止まらない」数日間不眠不休の選手。
「みんなの元気を知って、勇気を得たよ」5つのヨットが同じ海域に、一堂に会する状態になって。その奇跡に感嘆する選手たち。
その瞬間に記録していて良かった。もっと、記録できれば良かった。