服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

必要経費と投資的経費、そして組織トップ自身の成長のためのお金

小さな、自分が起こした法人を持つと、公私の区別がつけがたい。

なぜなら、自分自身は、自分がやりたいことを実現するために、自分のコストを投じて法人をつくった。

個人では成せないこでも、会社や法人にした成せる、と信じるからだ。

さて、自営業から始めた人でも、一人や二人から始めた人でも、会社が大きくなると、課題が持ち上がる。

自分の私人としてのお金、会社の経費、今後のための投資的経費の、この三つがあるのだ。

成長中の法人は常に、ちょっと先と未来のために、コストをかけなければならない。

たとえば私の場合は、いつか大学を創ると考えている法人だから、“投資的経費”が必ず必要だ。そして、それは。理解されがたい経費である。

法人会計的にも、経理の人間からも、必要経費は理解される。だが投資的経費は、将来や未来のための経費は、理解が難しい。

投資的経費の必要性と重要性を、理解できるのは、我が法人の場合は、私と副代表と、他にいるかいないか、だ。