服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【振り返り】これはある意味、偉大な知恵だ。

中国北京に留学して、私は大学や教育について、もう一つの視点、もう一つの知恵を持つことになる。 四年の留学の最初の2年は現在の北京語言大学に、後半の2年は北京大学で学んだ。当時の中国の大学は、学生はすべてキャンパス内の寄宿舎に入る。同じキャン…

理事会ですぞ、ワトソン君

大学を作るには、そりゃあ、学校法人をつくらなければならない。 だが、何も無いところから始めた私は、まず一人で大学設立時役員会を名乗のることにさした。すると最高の協力者があらわれ、任意団体を始めることができた 一年半、任意団体の段階でパンフレ…

人が組織を作るのは何故か。

本日、行政書士さんの事務所に行って、いろいろ判子を押した。 沖縄グローバル大学設立準備会を、一般社団法人にするための手続きだ。予定では今週、法人になる。 法人つまり組織というものは、一人では成しえないことを達成しようとするとき、あるいは個人…

【振り返り】留学試験で知る持たざる者の悲哀

22才で中国留学試験に合格し、私は全額奨学生として、北京に渡ることになる。 しかし正直に言おう。実は留学試験のチャレンジは3回目での合格だ。。 何も知らなかった私は、一回目を何の準備もせず受験し、初めて試験を受けるものは受験勉強をするものだと知…

久しぶりだねワトソン君。

逃がしちゃいけない人材がいる。まさに人財と呼べる人間。プロジェクトを成功させるにはせんな人間の存在がある。 昨年の1月に、私が人材獲得の大勝負に出てゲットした逸材がいて、私は彼女をワトソンと呼んでいる。 実際に彼女はこの1年半、万能秘書であ…

【振り返り編】なぜこのタネは黒くて灰色か

さて、18歳から22歳まで、お茶の水付近で、普通の大学生を横目で見ながら私は考えた。なぜ彼らは大学に行け私は行けなかったのか。 私が頭が悪くて、彼らが頭がいいからなのか。……違う。どう見ても同じか私の方がそれ以上だ。(笑) 私が進学する気がなくて、…

【振り返り編】始まりは黒くて灰色の種。

どんなことにも始まりがある。タネと呼べるものがある。原点がある。 どんな偉大な事業も最初に種があり、アイディアとなり、それが構想になり、実現へとむかう。 たとえ小さな実現でも、最初に何もなくて始まりはしない。気がついたら始まっていたなんてこ…

ゼロからスタートしたが来週は1になる大学設立プロジェクト

バケツの水を大学に変えようと思い立ったのは数年ほど前だ。 バケツとは何だ?という疑問には、後のブログで答える。 とにかく。その時自分のノートや書いたものをひっくり返したら、恩師にあてた手紙が見つかり、そのなかで私は「私なりの大学」について宣…