服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

【振り返り編】始まりは黒くて灰色の種。

どんなことにも始まりがある。タネと呼べるものがある。原点がある。

どんな偉大な事業も最初に種があり、アイディアとなり、それが構想になり、実現へとむかう。

 

たとえ小さな実現でも、最初に何もなくて始まりはしない。気がついたら始まっていたなんてことは有るだろうが、それは種の存在に気がついていなかっただけだ。

 

さて、私の大学設立構想の種は、いつ、何処で生まれたのか?始まったのか?

 

たぶん、18才で大学に行きたかったのに行けなかったときた。経済的その他諸々の事情で、大学進学は断念した。代わりに専門学校に行った。お金が続かなくて、他の理由もあって3ヶ月でやめた。

私の黒歴史(笑)だ。

 

その後勤めた会社が神田にあって、最寄りのお茶の水駅だ。その近辺や車両で私は、大学に通い青春を謳歌する学生たちを、毎日横目で見ることになる。

私が、神田グレー時代(笑)と呼ぶ、3年半だ。

 

なぜ大学に行きたくとも行けない私がいて、そうでない人間がいるのか。

大学は誰の誰のためにあるのか。

 

始まりは、世の中の不条理に対する怒りだったかも知れないし、個人の運や福のなさに対する哀しみだったかも知れない。

いずれにしても、黒いし灰色だ。(笑)