服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2024-01-01から1年間の記事一覧

つまりは、結構な怪我だったわけで(笑)、いやいや意外と手の甲は重要だということが分かったわけで

いまだ、左手が痛い。 タクシー追っかけて、コンクリートに強かに打ち付けて。で、そのまま強行軍して(笑) 両膝は、触れば痛いだけの状態になった。 だが、どういうわけか。当時それほどでもなかった左手が、やたら痛い。 ペットボトルのキャップが、開けき…

トップの判断決断の難しさ、公衆衛生かワクチン接種か、人財で泣いて馬謖を切るか信じて守るかも

小さな組織のトップになって、私は、理屈ではなく身で分かったことがある。 「トップの判断と決断」というものの難しさだ。個人の時の判断・決断と、リーダーやトップのそれとは、本質的に別物である。 グループや組織のリーダーやトップになると、 たいてい…

鼎(かなえ)を考える「3本足はぐらつかない」

きっかけは、春秋左氏伝の「鼎の軽重を問う」を学んだ時だ。 これは、為政者やトップ、リーダーの、実力は如何がか? ぶっちゃけ、駄目なら民の為に引きずり下ろそう。という意味だ。 その時の講義では、そこから、鼎(かなえ)という3本足の、王の象徴となる…

「経営者には4つの働く場がある。会社の起業、成長、拡大、再建」ハルメク社長・宮澤孝夫

テレビ東京の『カンブリア宮殿』の録画を見た。すると。 「なぜ華麗な経歴のあなたが、破綻した会社の再建に、向かったのか」という質問。 答えるのは、ハルメクHDの宮澤孝夫社長。 「経営者には、働く場が四つある、と思っている。 ①0から自分で起業する。 …

榊原洋一氏のブログ『私の生きがいは「小医たること」』を読んで、不覚にも電車の中で泣き出した

日本こども学会理事長で「NHKすくすく子育て」の医者、お茶の水女子大名誉教授。他、数々の社会的な責務を担っている。 その方のブログを、読んだ。 余りにもの腹の据わった、清々しさに、不覚にも、電車の中で涙しそうになった。 凄い人は、こうやって、社…

女の子とバケツ「あの2行は私のことかと疑っている(笑)」と恩師に言われて気がついた

早稲田の社会人(向け)大学院の恩師の、誕生日を祝う会に参加した。全員女子ばかり。 私は自著の大人の絵本「女の子とバケツのおはなし」を、人数分持っていって、プレゼントした。 しかし、恩師は、既に私の著書を購入していて、読んでいた。何しろ恩師は、…

復帰前後の知事。重圧と風圧の高い場所で生きた人、その大変さに比べれば。

組織の長というのは、重圧の高い責任職だ。 私が尊敬する、沖縄復帰前後を担った知事のこんなエピソードがある。 「毎晩、お酒を飲まなければ眠れなかった。知事を終わったとたんに、その日から、パタリとお酒が要らなくなった」 本当に、ほんとうに、責任者…

泣きたくなるほどの恩師の深さに、泣きたくなった

今日、早稲田大学院の恩師を囲んでの、飲み会があった。 在学していたときから、けっこう厳しい方だった。だが、それは深い厳愛だと、ほとんどの学生が分かっていた。何しろ、私も含めて皆、大人になって入った学生だったから。 私の修論の副査だか、実際は…

「経営とはトップが持つ“意志”」「神仏も助けずばおれまい」稲盛和夫

いいですか?(笑) マーフィーやカーネギーが言ってるんじゃないですよ。(言ってるけど(笑)) 自己啓発の著者が、言ってるんじゃないですよ。(言ってるけど(笑)) 本当に京セラを起こして、世界トップまでにした稲盛和夫が言ってるんです。 起業家として成功し…

「どんな偉大なことでも、地味な一歩一歩の積み重ねでしか出来ない」稲盛和夫

稲盛和夫氏の本人スピーチの講演集を聞いていたら。 ― 600億円の売り上げが目標。それなのに社長が20万円の売り上げのために走り回る。それでいい。どんな偉大な目標も、無謀な夢も、小さな、地味な積み重ねでしか、ならない。ー 私は励まされた、感動した。…

「『命(めい)を知る』ということを思いました」大企業の男性幹部からバケツの感想が

お昼を食べ終わった頃に、スマホが鳴った。 某大企業の元沖縄事務所長、今は九州全域の顧問を担当してる方からだ。 「今日沖縄に来た。そしたら自分宛に『おんなの子とバケツのおはなし』があった。すぐに読んだ。思うところが多々あった。そして思った『命(…

「会社というのはトップの器以上にはなれない」京セラ稲盛和夫

園をつくって三年目の頃、毎日毎晩、京セラ稲盛氏の本を、聞いていた。 最初、書籍で触れていた。で、次第に、スマホで聴きながら眠る、という習慣になった。 沖縄の某町に、四園目をつくったが、とある事案が勃発していた。 私は、園近くに民泊を借りて、そ…

情報と知識を取るにはデジタルが圧倒的に便利だが、知恵を耕し思考を培い教養を養うには紙本が良い。私の場合。

デジタルは便利です。 断言する。情報を取るには、調べるには、知識を得るのも、素早く物知りになるにも、これ以上の近道はない。 では、なぜ私は、今の時代に、紙の本を読むのか。いわゆる活字を使うのか。 たぶん、私だけかも知れないが。 紙の本を読むと…

ハリー・ポッター「闘いながら戦略をでっち上げる」方式つまり「行き当たりばったり」戦略は、変化する現代では有効かも

実際に起業して、自分自身が思うことがある。 戦略とか、先読みとか、予測とか、計画とか。本当にそれで、起業や事業は、成功するのか。そんな人って凄い、と。 私はよく「実はちゃんと予想していた。だから上手くいった」とか、「私の読みがあたった」とか…

Amazon部門ランキングで6位になった「女の子とバケツのおはなし」そこにある姉弟の献身に深く感謝する

出版した「女の子とバケツのおはなし」には、有り難いことに、強力な“応援団”がいる。 某姉弟は、その中でも、飛び抜けている。 飛び抜けているのは、その才能と能力で。 そして、同時に飛び抜けているよが、無償で私をサポートしてくれる、深い優しさと心意…

「見えない何かを越えたかもしれない」私もそう思う

いま、両極な事案、状況の違うものを、抱えている。 一つは、離岸流にはまったかの如くの事案。この一年、どんなに努力をしても、何をやっても上手くいかない。資金は何故だかどんどん減っていく。起業家としては地獄、そんな案件だ。 もう一つは、長くかか…

この分野では下っ端です、この社会では出入り業者です、この世界では組織トップてす、を往き来する

社会とは不思議なもので。 普通の地域社会があり、経済社会があり、たぶん何とか社会もあるのだろう。 で、私は職種と社会的立場を、何回か変えた。 通訳の時はフリーランスだったから、NHKとか大きな会社相手では出入り業者だった。相手の意向にそって働く…

「毎日走り回る」から「世界中を飛び回ってる」との距離と違い

同時通訳の仕事をしている時に、仕事の合間に、別言語の通訳と話しをすることがあった。 その時に、「○○さんの旦那さんは、世界中を飛び回っている。彼女はついに仕事を辞めて、夫人業をやるらしい」と聞いた。 英語圏の通訳は、平気で問い返す。「ジェット…

「父はいつも走り回っている」零細小企業社長の息子の言葉、今は良く分かる

中学生の時、、父親が何かの社長だというクラスメイトがいた。 お父さん、いつも何やっているの?と聞いたことがある。 「父はいつも走り回っている」 意味が分からなかった。 「いつも、お酒を飲んでいる」 これは分かったが、本当には分かっていなかった。…

兵庫県知事選、勝ったのはSNS、負けたのはテレビという事態か

政治こそ、コミュニケーションである。選挙こそ、広報コミュニケーションだ。 だが、政治広報や選挙広報とされるものは、一方的だ。 兵庫県知事選の結果を受けて、テレビの報道関連番組が、軒並み、テレビの敗戦を語っている。 有権者は、テレビの言うことで…

「想像力は知識より偉大である」アインシュタイン

アインシュタインの名言だというと、誰が言うよりも力を持つ。 「想像力は知識より偉大だ」 ほんとに、凄い言葉だ。 そして、私は。想像している。 世界一流の大学が、海が見える高台に出来ることを。その眺めの美しさを、ありありと想像できる。 年齢や性別…

直感は思考の凝縮。理性は直感を遂行するためにある。

私はこう思う。 直感とは、思考のショートカットだ。 直感とは、長い経験と思考の蓄積、繰り返された選択の記憶、それらの上に立って、素早く、短路で、結論を導きだしたものだ。 直感とは、その人にとって、最も熟達した思考回路なのだ。 直感とは、その人…

「鍵を開けてから、ドアを開けろ」

フェンシング。そのオリンピアンの言葉を聞いた。 細長いピストと呼ばれる台の上で、前後に動いて、1対1の攻めぎあい。 スピードが得意の選手が、やたらスピードだけで攻め込んでいた。 するとコーチが言う。 「鍵を開けてから、ドアを開けろ」 これで、こ…

もう普通の飲み客、宿泊客、旅行客には戻れない、

昨日、大好きな女性経営者の先輩と、会った。 新橋駅近くで一件目、そこから、素敵に変わったガード下の通りを歩いて銀座コリドーまで。二軒目。 食べて、飲んで、話して。その場で誰かに電話して。楽しんだ。 そして。 朝、起きると、あることを考えている…

自分が求められている場所で働けるのは幸福で幸運だが、自分が求める世界で動くのが幸福だと感じる人もいる

自分が求められている、そんな場所で働けるのは、幸運だ。 自分を高く買ってくれる、そんな場所で働けるのは、頑張っているだろうが、その上で幸運だ。 そんな人は、躊躇なく、その幸福と幸運を、受けとめたほうがいい。 だが、時には、こんな人もいる。 別…

私は大学を創立するまではファンドレイザー(資金調達者)なのだ、と腹をくくる。

夢や構想、社会起業の気持ちだけはあって、そんなお金も、実績も、実態も無い者。 それが8年前の私だった。 そうなのだ。 もう腹をくくろう。覚悟をしよう。決意しよう。 私は、大学を創立するまでは、ファンドレイザーなのだ。大学を創るまでは、資金調達…

「二つの法人で職員100人突破した」って、どうする?!

夫から電話があった。「パートさんも増えたし。今日数えたら、職員が、4園で100人突破している。でも大丈夫。二つの法人で、だから」 なんと。 実は以前から、ちょくちょく話し合っていた。 「一つの組織で100人越えたら、掌握が難しい。その時は、どうする…

自分の可能性を知って立つのが志=使命、自分の限界を知って立てるのが天命。論語より。

使命と天命はどう違うのか、 私は最近、複数の、やりたい事、やるべき事が、立て込んできたのだ。 毎朝眺める、約1ヶ月ごとに決着日の記載のある、決意・誓願を書いたペーパーは、今季すでに10毎以上になっている。(笑) で、これは私の使命だ、天命だ。など…

人生にも事業にも『離岸流』の如き時期がある。そう分かれば方法が見つかる。

波は、普通、岸にむかって流れる。 だが、中には、離岸流というのがある。岸から、強い力で離れる波だ。 自然の力は恐ろしい。離岸流にはまると、どんなに凄い泳者でも、逆らうのは難しい。 普通の人間だったら、どんなに力泳しても岸に近づけない。踏ん張る…

この約一年、思い通りに進まない、自身の必死の対策も迷走する、そんな案件を抱えていた。だがこれは「仏の払い、神の福音だったんですね」と言われる事なのか

経営者という職業の方や、何かを成した方は、同じような人に対して、有り難いことに、助言をしてくれる。 リーダーとしての誠実さや精神の部分。その能力や力量に関する方面。 そして意外に多い助言で、切っても切れない分野がある。それは、運とか、福運と…