服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

どうやら株式会社でも理念の浸透は重要項目らしい

少し前に、社会起業の法人にとっては、ヒト、カネ、理念の浸透が三大肝心だろう、みたいなことを書いた。すると急に、スマホの画面に「全国の株式会社の社長さん、理念の浸透にこまってませんか」という内容の記事が、目に入るようになった。あれ、株式会社…

『眼前の証拠は雄弁だ』に涙

遠くで励ましてくれる友人が、とあるWeb新聞の記事を送ってくれた。あなたに伝えたい。師匠の言葉を借りて、あなたに「たくさんの証拠を残したね」「頑張ったね」と言いたいから、と。それは『眼前の証拠は雄弁だ。我らの行動の足跡を見てくれたまえと、胸を…

子どもの自己肯定感をあげる前に大人の自己肯定感をあげよう

保育業界ではテーマの一つとして「自己肯定感を上げる保育というのがある。そしていつも、思う。 それなら、保育者の自己肯定感を上げるのが、遠くても一番の近道ではないか、と。何しろ保育界に入って、真っ先に直面したのが、保育士の自己肯定感の“低さ”だ…

社会起業のリーダーに聞いてみたい。あなたはどうですか。

資本主義社会において、会社の肝心、社長の悩みは、ヒト、モノ、カネ”という。おそらく株式会社や製造業では、そうだろう。だが、社会起業を起こした私の実感は、ヒト、カネ、そして理念だ。本当に人に悩む時期があってそれを乗り越えると、今度は資金繰りや…

すべての会社は社会起業である。

日本は、資本主義社会である。 昔は学校でそう習ったが、今は実社会でそう学んでいる。特に、自分で社会起業してからは、それを実感したり、痛感したり、学んだりしている。そこで、私なりに悟ったことを、書き留めて行きたい。まず。私は社会起業したと書い…

「初代はワンマンでこそ成功する」

今ならはっきりと賛成できる。そう思う。「起業の社長はワンマンでこそ成功する」起業の準備の段階は、いくらでも人の意見や経験を聞いていい。いや、聞くべきだし、事前に出来るだけ学ぶべきだ。シミュレーションしていた方がより良い。しかし、実際に起業…

マイルストーンはなぜ必要か

マイルストーンというのがある。遠い目的地を目指して、長い旅をしようとするとき。遠い目標に向かって、長い達成の奮闘をしようとするとき。途中でくじけないように、また高止まりするために、中間地点や途中のいくつかに、近い目標をおいたり、達成の段階…

出口イメージが無いままの戦いはしてはいけない。

自分に言い聞かせる。何かと戦うとか、何かに挑むとか、何かを争うとか。小さなライバルどうしの戦いでも、組織や企業間のバトルでも、“何とか戦争”でも。とにかく勝敗があるモノゴトこと、いわゆる戦いをする時に、その終わらせ方や終わり方を、想像せずに…

「自分を過大評価する人間を決して過小評価してはいけない」

フランクリン・ルーズベルトの言葉だ。「自分を過大評価する人間を決して過小評価してはいけない」ちなみに。 その反対に「自分を過大評価する人間は、能力が低い」というのもある。ダニングクルーガー効果。さて、もどって。 私は、ルーズベルトのこの言葉…

長すぎる待ち時間に耐えろ。国や県や行政とのやり取りするなら。

いつかの誰かの為に、書いておく。経験からの忠告を。行政、例えば省庁や行政と、何らかのやり取りをしようとすると。 時間が、普通の感覚とは違うスピードとテンポで進むことを、予見し予測しておこう。思ったより、時間がかかる。ずっと時間がかかる。さら…

北緯26度、東経127度の夢。

どこかで戦争が起きたり、2国間の扮装地になったりすると、「地政学」という言葉がでる。丸い地球の、何らかの、ちょうど都合のよい位置。ちょうど都合が良いというのは、戦争でも交易でも、ネガティブでもポジティブでも、都合が良い。大航海時代があった…

「7年分の疲れを取りたまえ」

そりゃあ、保育園のことを始めてからは4年だが。大学設立の行動を始めてからは、7年だよ。区切りが着いたとたん、初期の資料が必要になり、その初期の資料を探して、送ってくれた夫が言った。賢人会を川崎と沖縄でやったときの記録と報告書。パンフレット…

毎朝『ちむどんどん』に涙そうそう

私だけだろうか。沖縄人だからか。毎回、一回は泣く。(笑)毎朝、チムドンドンするのではなく、涙そうそうだ。しかも、使う言葉が、本当に沖縄的だ。方言というよりは、沖縄口。「だからよ」「いんちき~」「あいっ」「ぽってかす~」友達は、男女かまわず呼…

「飛行機女子」ばんざい。

数年前、日本広報学会の学術大会の後のレセプションに参加した時のこと。「飛行機女子」を名乗る研究者と知り合った。研究者というのは、元来がオタクなのだが(笑)、趣味のオタクは本物のオタクだ。彼女は、学術報告や議論そっちのけで、あちこちで撮った飛…

「諦めろ。君の大変さなんて誰も理解できない」

飛行機から降りて、通常モードに戻したら、こんな風な意味の、メッセージが入っていた。少し前の私の悩みへの、先輩の答えだ。 諦めろ。誰も君を理解してくれない。誰も理解できないのだ。電車をきれいに内装して良いように走らせている“苦労”をする者には、…

縁という不可思議さ、その3。

沖縄の3つ目の保育園、東風平(こちんだ)みらいっこ保育園は、八重瀬町という、2つの村が合併して出来た10年ほどの歴史の町に、設置した。これもまた後から振り返ると、かなりの関係者や事柄が「縁としか思えない」「縁があったんですね」という重なりがい…

縁って不思議その2

沖縄で、3つ目の保育園を設置した。実は3つの場所ともに、後から色々と「不思議に縁があるなぁ」と思うことばかりだった。たとえば。今から20年ほど前に、私は沖縄の二つの銀行の支店に、個人の口座をつくった。通帳の記録では平成11年になっている。琉球…

不思議な“縁”を感じることが多々ある

大学を創るといって始めた。誰かに諭されて、それなら乳幼児教育施設から、となって3年。さて。その小さな1歩目にあたる保育園の設置、運営でさえ、この3年でさえ、“不思議な縁”を感じることが、幾度もあった。たとえば。カリキュラムで。「本物」を頭に添…