服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

不思議な“縁”を感じることが多々ある

大学を創るといって始めた。誰かに諭されて、それなら乳幼児教育施設から、となって3年。

さて。その小さな1歩目にあたる保育園の設置、運営でさえ、この3年でさえ、“不思議な縁”を感じることが、幾度もあった。

たとえば。カリキュラムで。

「本物」を頭に添えて、リトミックの教師を半年かけて探していた。

何でもそうだが。私は。まず数をこなす、自分で実際に、直感を信じて、である。

まず全部に網をかけて調べる。絞ったら電話をかけてみる。さらに絞ったら実際に見に行く、そして自分がレッスンを受けてみる。である。

実際にレッスンを受けた。そうやって、一人の先生に決めて、当時のマネジメントチームに「この先生でやります」「本物だから」「決めたから」と会議に一応かけた。

そしたら、チーフが、1拍も置かずに、知り合いであることを越えた反応で「この人は本物です」と太鼓判をおした。聞くと、そう言うだけの理由と関係と体験が、あった。

不思議な縁だな~。と、その先生とチーフと私との間で、うなづきあう事態となった。

これ以外にも、なんども「なぜ知ってるんですか」「偶然にしては驚きだ」「え、私もいまそれを…」ということばかりだ、

いまそのチーフは、保育職業人生で知らずに蒔いた種子を、奇しくもいま回収にかかっているのか、と思うことばかりが起きる。

そして今、その音楽の先生は、我が三つの保育園の全てを回って、リトミックを教えている。