服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

寂しいのは当たり前だ

寂しいのは当たり前だ。心地好い居場所から、出ていくのだから。気持ちの良い仲間達と、離れるのだから。

成長のために今のコンフォートゾーンから脱出して、次のコンフォートゾーンに入る。それは付き合う人も変わるということだと、モノの本には書いてある。

いま気持ちよく付き合っている人たちとの交流が減るか、つきあい方が変わるということだ。実感している。

例えばどんなに楽しいキャンパス生活でも、いつか卒業しなければならない。クラスメイトも同窓生に変わる。

この2年、保育園の設置で奔走し、実際に開園し、園長も務め、保育もしながら、ここまで来た。途中の苦楽も、危機も、一緒に乗り越えてきた。

そして、ある段階に来た。コロナによる揺さぶりはきっかけに過ぎない。

出来ることなら、このままでいたい。かなうことなら、今の仕事仲間とこのままの感じで付き合っていたい。一つのチームだった。

自身の成長を諦めるか。ある段階の“卒業”を諦めて次の段階に進まないことにするか。ビジネスパーソン、経営者、リーダーとして成長することを、諦めるか。

だが、それは出来ない。それは、この組織のこれ以上の発展や成長をはからないということになる。

寂しい、だが、私はリーダーだ。経営者だ。代表だ。私が前進しなければ、私が変化しなければ、私が成長しなければ、組織や会社は発展しない。

辛いが、寂しいが、やるしかない。