緊急事態宣言が全国に拡大した、最初の月曜日。
我が沖縄のみらいっこ保育園の、実際の本日の登園園児は10名となった。定員40名、コロナ禍4月の中での登録園児32名。そして、登園は10名。
理事長名義のお知らせに、行政の登園自粛指導の“公文書”を付けて、保護者に配布した。
さて、それでも、園児はいる。毎日、行政と所管である内閣府の、どちらからか文書が来る。
だが、どちらかというと、行政の方が、責任を持って、緊迫感を持って発行している気がする。文面から。「国は、地方に投げたね」とスタッフ誰かが言う。
先ほど、こんなときに預けてすみませんという申し訳なさそうな感じで、保護者が迎えに来た。「いいんですよ」
可愛い園児は、芳しい匂いをさせて、ドナルドダックのように、二人して、母をめがけて走ってきた。
これを眺めるのは、至福の時である。