服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

舞台ならば、経営者は難役だ。

経営者というリーダーの仕事をしている人は、みな、どのようにその役や責を果たしているのだろうか。これまで、自分がリーダーというそれをしていなかったとは、思わない。かなり、上手くやって来たと自負していた。しかし、どういうことだろう。この経営者…

救いようのないボンボンか、未来を開く育ちの良さか

難しい見極めである。本日、とある居酒屋で、そのオーナー(マスター)が見事な采配をし、私達を酔っぱらいからカバーしてくれた。 さすが、世界の海を渡り歩いた人間の、人間力である。さて、そのマスターが店全体を見渡しながら、とある地域な重要人物を紹介…

あの名文句は武闘派だけの決定打ではない?

昔、中国で聞いたお話し。 太極拳だの、何とか拳だの、空手?だのの武闘では、こんなことがある、と。本当の凄い達人の決定打は、決闘のその場で相手がバタリを倒さないものがある。それが「三年殺し」「七年殺し」等というもだ。と。相手は、決闘が終わった…

「共依存」と「カサンドラ症候群」

共依存とカサンドラ症候群は、似ているが違う。20数年前、知人の関係である地域の断酒会に関わった。約一ヶ月ほど毎日、各地で開かれる断酒会に、私も知人と一緒に出るのだ。そこで、アルコール依存症のその家族が参加するのに出会って「共依存症」という症…

勝ったのになぜ墓穴を掘る

あなたは勝っただろう。 それなのに何故、墓穴を掘る。 勝利が怖いのか。あなたは欲しかった立場にきただろう。 それなのに何故、逃げる。 勝者の責任が嫌なのか。そうやってこれまで、来たのか。 そうやってこれまで、避けたのか。あなたのどの深い傷が、あ…

ブログは時差を置いてアップ

はっきりと書いておく。私は、このブログを書いたあと、ほぼ、先ずは下書きにいれる。もちろん直ぐにアップするものもある。が、1日あるいは1週間、或いは1ヶ月以上たってから、時差を置いて、場合によっては書き直して、アップする。それは、勝手に思い…

「つまりはケンカだろう」

土曜日のとある哲学研究会に参加したら、その、深淵な講義より更に、終了後の質問会で私は目がカッと開いた。質問に答えて教授が、とあるエピソードを語った。教授の恩師の話だ。その恩師は、それはそれは崇高な人間であるが、根が江戸っ子である。弟子であ…

二つの保育園、二つの使命

やっと分かったことがある。私は、3つの法人の代表で、そのうち2つのフィールドで、それぞれ保育園を持っている。この保育園は同じように作ったのに、全然違う。それぞれのスタッフの意識、やり方、対応、強烈に異なるのだ。彼らからよく聞く言葉も、違う…

動いている人の時はゆっくり進む

動いている人の着けている時計は、遅れる。ゆっくり進む。一京分の一秒、遅れる。科学の本当だ。つまり、動いている人の時はゆっくり進むのだ。私は、最近、一京分の一秒じゃなくて、三日分の1日くらいじゃないかと思う。 いつも、実感より現実の時計の方が…

赤ちゃんの力

赤ちゃんというのは、なぜ、あんなにも可愛いのだろう。なぜ、こんなにも癒す力があるのだろう。後ろ姿さえ、可愛い。ハイハイなぞ、もう凄く可愛い。泣いたって可愛い。笑えばもっと可愛い。どんなに、気持ちがささくれだっていても、よちよち歩きを見せら…

生きるか死ぬか、って生き残るのはどっちだ。

「生きるか死ぬかの戦い」という言葉がある。日本語の世界に生まれ育った私は、その意味を「どっちかが生き残るか死ぬかの激しい戦い」「自分が生き残るか、さもなくば死んでしまう戦い」である、と解釈していた。間違いないだろうか。しかし、初めて中国語…

この勝負には元手がかかっている

いま、私が対面している人事や改編は、普通のオペレーションだろうか。ただのモノゴトへの対処だろうか。違う。おそらくいま、私は勝負をすべき局面にいるだろう。そしてこの勝負には、元手がかかっている。時間という元手が。しかし、相手も実は、この勝負…

「もう面接は終わっている」

かつて、様々な会社や放送局の通訳をしていた。あるとき、ある団体からその団体の公認の通訳という、大変に名誉な冠称を頂くことになった。最終の面接だと聞いて、No.2の人物のところに伺った。落ちたらどうしようと緊張していた。だが、冒頭、その偉い人は…

目に見えない仕事の大変さ恐ろしさ

目に見えない仕事というものは、やっかいである。目に見えない仕事といっても、いま私が実感していることでは、二種類ある。他の人間や担当者からすると、実際に目の前でやっていないから、目に見えないもの。他人は、仕事していると聞いていても、実際に見…

人は何が理由で選らばれるのか

いま、突然その立場になって、思い起こすことがある。昔、通訳をしていてある会社に深く関わったときに、偶然、重要な場面に居合わせた。それは、重要なプロジェクトの人材起用について、担当者が、何故AではなくBを選んだのかを、内線電話でAを推薦した重役…

堪忍袋の緒が切れた

キレた。 完全にキレた。堪忍袋の緒が切れるという言葉があるが、まさにそれか。一年の我慢が、相手のある言葉で、あっという間に、いやあっという間など、そんな間もなく、キレた。そんなことが、あるもんだね~。短い我慢じゃないからさ、もう戻れないんだ…

もともと遠い場所を目指す人間

先々週のことだっか。友人がまたまた、あなたの星座の今週は面白いわよ、と送ってきた。その文章の中で「あなたの星は、もともと遠い場所を目指すタイプです」とあった。遠い場所を目指すタイプ。まさに。高校生の時に、当時は心理的距離がとても遠い中国に…

未来の大学・教育機関に無くてはならないもの

AI時代の、大学や教育機関はどうなるか。知識や情報は、インターネットで手に入れることが出来る。下手な教師より、優秀だ。多くの仕事はAIが引き受ける。下手な人間より、優秀だ。では、将来の大学は何のためにあるのか。将来の大学・教育機関には、何があ…

言語だけがコミュニケーションの方法か

息子がまだ二歳の時の、香港のマクドナルドでの出来事である。店内に子どもが遊べる小さなメリーゴーランドのようなものがあった。回る台の近くにあるスイッチを、自分達で押して動かす方式だ。回転が停まると、誰かがスイッチを押す。すると、数秒後に再び…

経費精算って…。

さて。いま、某局のドラマ「これは経費で落ちません」を録画してまで見ている私である。面白い。だが、実際の私は、経費精算で困っている。B法人には経費を精算しても、認められないことがけっこうある。(笑)精算をする前に、すべての領収書を、先ずは、自分…

自分が動くからコトが動く、自分が進むからモノが進む

問題が勃発して、動かざるを得なくなる。何かコトが起きたので、何か対策をする。課題があるので、解決に走る。問題や課題があるから私は動き、次々とコトが起こるから、私はあそこに行きここに行きをしていた。…つもりだった。夫が言う。 違うよ。君が動く…

君の一番の敵は、飽き、ひま、平凡な日々。

あるとき呟いた。これがつまり『前門の狼、後門の虎』だよね、と。 さらに言った。よくいう『内憂外患』ってこのことかなあ、と。 いつになったら、落ち着くんだろう、と。すると側でそれを聞いていた夫が、私に言った。君の本当の敵は、平穏だよ。課題が尽…

土井晩翠『星落秋風五丈原』

昨晩から突然、『星落秋風五丈原』の歌が頭をめぐっている。土井晩翠の長い叙情詩に、曲がついた歌だ。三国志演義の人気の登場人物である、諸葛亮孔明のことを詠っている。私は、軍師・諸葛亮孔明が好きである。 息子と旦那を引き連れての旅でも、五丈原を訪…

このスピードは尋常か

さて、沖縄である。落ち着いたと思ったら、問題も課題も、解決も、そしてチャレンジも、次々と回転する。「転んで、転んで、好いところに行っているから良しとしようよ」「こんなスピードでは、付いていけない者がいるのは当然です」「すでに、振り落とされ…

怒涛もおさまる時がくる。感謝。

沖縄の保育園。怒涛の1ヶ月であった。幾つもの難関をくぐり抜けた。 しかし、怒涛さえも、収まる時がくる。昨晩、スタッフの皆で、確かに事が落ち着き始めた、という実感を確認した。何しろ、自然発生の飲み会に、お酒が飲めないからと滅多に社交に出ないも…

‘’腕力‘’のある女性

女性にも、腕力があるというか、力ずくで物事を解決できるというか、そんな人がいることを発見した。私は今日、7月に入って、三度目の沖縄である。開園前後で来て、中盤に来て、今日ので三度目である。実は、沖縄の保育園、開園前後から園長になる予定だった…