服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

生きるか死ぬか、って生き残るのはどっちだ。

「生きるか死ぬかの戦い」という言葉がある。

日本語の世界に生まれ育った私は、その意味を「どっちかが生き残るか死ぬかの激しい戦い」「自分が生き残るか、さもなくば死んでしまう戦い」である、と解釈していた。

間違いないだろうか。

しかし、初めて中国語のほうのその言葉を知って、びっくりし、笑ったことがある。

中国語では、「あなたが死んで、私が生きる戦い」と書く。自分が生きるか死ぬかではない。あっちが倒れてこっちが生きるのだ。(笑)

もちろん中国語の言語習慣で、対比等では「あなた(に~)~~、我~~」という配置に入れることは確かだ。
しかしそれでも、この逞しさ。

「自分が生きるか死ぬか」の戦いと思っている人間と、「やりきれば、相手が倒れてこっちが生き残る」戦いだと思っている人間が闘うと、結果にかなり影響するのではないか~。(笑)
遠い昔、そう考えたことがある。


私の今の闘いの相手は、お役所であれ、何かであれ、相手は日本語なんで、助かかる。(笑) まだ、そんな闘いに突入したことはないけどさ。
それでも私には、言葉がつくる意識がある。