服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「見知らぬ人の言葉の方が、見慣れた人の言葉よりも権威を持つ」

本の中でこの言葉を見つけて、膝を打った。膝を打ったというのは、もちろん比喩である。

私は、よくこの手を使う。無意識に。
「私からではなく、副代表からです」「副代表が、こう言っています」ちなみに副代表は沖縄にいない。

「~~さんが、こう書いてきました」「誰々さんが、貴方のことをこう誉めてましたよ」

全部、私が言ったこと、言いたいこと、相手にさせたいこと、相手を動かしたい時である。

この誰々は、業界の権威でなくとも良い。とにかく、納得させたい、説得したい、動かしたい相手と私の距離よりは、遠い人であれば効果的だと、分かって以来の手である。

そうして見つけた、この言葉。
私も保証する。確かに見馴れた人よりは、遠い人の言葉にすれば、力を持つ。と。