服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

10月30日は。

昨年の10月30日の朝、私は焦燥と不安の中にいた。 本来ならば内閣府企業主導型保育事業の合格不合格(認可=採択)の発表が有ってしかるべき日から、2ヶ月も音沙汰がなかったのだ。昨年の10月30日の昼、私はまるで賭けのような資金繰りの中にいた。保育園設置…

自分の理想と戦う。

「誰かと比べたり、誰かと戦うのではなく『自分の理想と戦う』のだ」息子3人がJリーガーをした(になった)、とある元プロ野球選手が語った言葉である。理想の自分と戦う。自分の理想と戦う。近くの、他人の、今いるライバルと比べて戦うのではなく、自分が理…

保育士の自己肯定感

Yahooニュースで、日本の保育士の自己肯定感が主要国で最低、というのが出た。この数ヵ月、私が、保育士さん達と話して感じていたことだ。たとえば。ただのニュートラルな言葉が、先ずは自分への非難かもしれないと聞こえるらしい。そういう反応だ。たとえば…

時間制限がないのは地獄だけだ

スポーツの対戦でも、ゲームでも、何かの演技でも、学校の授業でも講義でも、映画でも、何にでも時間制限がある。1日でも、1ヶ月でも、一年でも、時間制限がある。人生にも、人間の命にも、時間制限がある。「時間制限がないのは地獄だけ」だ。でも。 それ…

悲哀と歓喜の羽田空港

羽田空港に来るたびに、思い出す。寿司屋のカウンターで、癌(おそらく)検査の結果を、電話で、笑い顔で、妻に告げていた男性のことを。そして私は、今日、別の辛い知らせを聞いたばかりで、飛行機に乗り、羽田に着いた。席の隣は、発孫に会いに行くらしい人…

現代日本の保育士さんのキャリアパスには

つれづれに、現代の日本の保育士さんの置かれた状況を考えてみる。日本の保育士のキャリアパスには、マズローの「社会的要求」と「尊厳の要求」と「自己実現の要求」を、充分に満たす前途がない。保育士さんは、社会的にあまり尊重されていない、正当に評価…

自分が愚かだから人の愚かさを許せる

最近の私は、自分が愚かだと知っている。本当のことを言おう。私は、自分で自分は頭が良いと思っている。 だが、本当に、自分は愚かであることも知っている。どんな?と聞かれても、恥ずかしいから言わない。 何が?と問われても、恥ずかしくて言えない。過…

自分が欲しいものが無ければ自分でつくるしかない

自分が、欲しいものがある。 自分が、必要と思うものがある。それが、ない。探してみる。しかし、ちょうど良いのが見つからない。どうするか。自分でつくるしかない。それが大きくとも、小さくとも。 それが些細なものでも、面倒なものでも。 それが自分にし…

「誰のため」「何のため」を問いかける

問いが小さいと、答えが小さくなる 大きな問題は、大きな答えをだす。問いがあやふやだと、答えもデタラメだ。的確な問題設定は、ズバリとした解決法を導きだす。最初の問題の設定が、最後の成果を決める。問題を設定する、と言うのは簡単である。だが実際に…

保育士を社会に冠たる専門職にする

決意である。私のつくる大学に、四年制保育士学部、またはコースをつくる。そして、保育士を、社会に冠たる専門職にする。保育士という職業を、世間に誇れるプロフェッショナルにする。この数ヵ月、感じた、思った、考えた。 このAIの世紀に、生き残る職業、…

自分で閉じた未来を知らない人

自分で、自分の未来をシャットアウトしてしまう人がいる。誰のせいでもない。自分で、今後の選択肢を狭めてしまう人もいる。誰のせいでもない。もっと哀しいことに、自分で、自分の自由を閉じ込めてしまう人がいる。他人を責めてもしょうがない。自分のしわ…

舞台の真ん中に立ちながら舞台を拡げる

例えて言えば。いまの自分は、自分が作った舞台の真ん中に立っている。その中で、自分の役を演じている。そして、あろうことか、その舞台を拡げようともしているのだ。ややこしい。まずは、今の舞台に合わせて、舞台装置を自分で配置する。そうしながら、今…

はてさて、今度は園長である

訳あって、自分が設置した保育園の園長を、短期間だけど務めることになった。大変だ。 しかし、決意のために数分端座したら、ワクワクしている自分に気がついた。よく考えたら、自分が作りたい保育園が作れるのだ。自分が作りたい大学教育グループの、その小…

勝手に“ウチアタイ”する人

沖縄方言で“ウチアタイ”という単語がある。自分の心の内で思い当たる、という意味だ。 漢字だとおそらく“内当たい”と書くだろう。うちあたい。言っていることが当たっていてイタイの含意もある。例えば誰かが「この会社には、そっちゅう遅刻する人がいるって…

後手に回って、先手を打って

囲碁や将棋の話ではない。(笑)ここのところ、人事やスタッフ対応では、幾つか後手に回ってしまっている感があった。そして何故そうなのかが、分かった。起業と経営とは、フェーズが違う。そして、分野によってフェーズが変わる部分があるのだ。それに気がつ…

さて、新しい展開である

ただ今、沖縄。那覇市。フィリピン・セブから、とある男子が4泊5日でやって来た。というか、私が呼び寄せたののだけと。(笑)英語ナニーを沖縄に呼べないか、いや、こちらから何かできないか、いえ、こちらで何か手助けしてくれないか、それより、………。提携…