服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「つまりはケンカだろう」

土曜日のとある哲学研究会に参加したら、その、深淵な講義より更に、終了後の質問会で私は目がカッと開いた。

質問に答えて教授が、とあるエピソードを語った。教授の恩師の話だ。

その恩師は、それはそれは崇高な人間であるが、根が江戸っ子である。弟子であるその教授に、とある論争・闘争でこう言ったらしい。「つまりは、ケンカだろう」

もう、その言葉とその闘争の話に、私は血沸き肉踊った。久しぶりの興奮だった。

そして今日、私は“ケンカ”をした。今日のケンカ自体はチンケ(笑)だが、この一年で見ると”長いケンカ”だ。

血も沸き上がらず肉も踊らないが(笑)、確かに“ケンカ”だ。なんだ、もっと派手にしてもよかった。

私よ。一年のケンカ、お疲れ様。勝ったか負けたか分からないが。よくぞ、ケンカしたね。それ自体がすごいことだ。

「壁にぶち当たる人は、自ら壁に向かった人だ。困難が起こる人は、自分で困難を引き寄せたんだ」哲学教授の言葉。