経営やビジネスの本によくある『コンフォートゾーンの移行』。コンフォートゾーンとは、居心地のよい状態のこと。
個人や会社や組織が成長するには、いまの居心地のよい状態から脱け出す必要がある。そして『新しい居心地のよい状態=コンフォートゾーンに移行』しなければならない。
だが、古いコンフォートゾーン(自分自身や周囲の人)は、無意識に足を引っ張る。
予感が。直感が‥。まだ早い。馴染まない。無理だ。今が一番いいのに何故。それにしてもスピードが速すぎる‥と。
だが、変わらなければ、成長しなければ、脱皮しなければ、変革しなければ、発展や実は持続もないのだ。いつか相対的に小さくなり、消える。そう説得し納得させることが必要だ。
成長するには、リーダー自身が、その過程を見せるのが恥ずかしくともみっともなくとも、見せた方がよいし、そうやって絶対に実現する必要がある。とも。
昨日、宗教者の本を読んでいたら、『境涯』という言葉で、この概念を説明していた。
そして、境涯の変革ほど難しいものはない、境涯が変わったら以前の境涯のままの人間はもう一緒にはいられない、とも。
つまりは、夫婦や、会社や組織で脱落するものも出るのだ。
心して、変わろう、成長しよう、次のコンフォートゾーンに移行しよう。