服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

ある経営者の“特訓”

あることがあった。
終わってから、これを私は、とある優れた経営者の私への特訓だった、と分かった。

この経営者、普段は実に“ぶらない”人間である。経営者としてバリバリに優れていて。社会起業家としては、これまたある境涯に至っている感じ。

私より若いながら、この世界ではずっと先輩だ。普段は優しくて、気さく。だが経営者としては、これはもう凄い。

さて。前触れがあって。たぶん、彼はある時、経営者先輩として、何かを考えて、決断したのだろう。

そして敢えて、厳しくきた。言ってくることも、すごく的をついている。

僅かな期間だったが、我が法人の事務局全体が鍛えられた。もちろんダメな人もいるが、気がついた者は成長した。全体のレベルが上がった。

私自身は、とある最大の難関に面しており、そこに意識を集中させていた。このとき、両方の難局に対応している感覚だった。

だが彼は、さすが秀逸な経営者。容赦ない。たぶん彼は、本当に私と我が法人のことを考えていたのだ。

そして。短期間の鍛練が終わって。
ああ、有難い。何て有難い。と、いま私は感じ入っている。本当に有難い。