服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

園長と理事長は両立できない。教育者と経営者を兼ねたら引き裂かれる。

とある理由で、5ヶ月ほど前から、一つの園の園長職に舞い戻っている。

私は、法人の設立者で、4つの保育園の設置者=創立者だ。代表理事だから、理事長だ。

内側の人間は皆「代表」と呼ぶ。外の方は「理事長」と呼ぶ。

まだ、園が一つだった時に三ヶ月だけ園長を務めた。

その時に「園長と理事長は、何かベクトルが違う、求められる資質が違う」と感じた。その責任・果たすべき使命を突き詰めようとしたら、二股に裂ける気がした。

だから、理想のスクール体制として、園長と理事長(経営者)は、分けるべきだと、思考を重ねてきた。

今回、園長に戻って、クリアに悟った。

園長と理事長は、兼ねてはいけない。教育者と経営者は、同じになれない。

何しろ、人事にしろモノの購入にしろ何にしろ、ことごとく「園長としては、◯◯といきたいなぁ」「経営者としては◯◯としたい」と、判断が分かれるのだ。

かつてどこかで聞いた歌が(笑)、頭に鳴り響く「♪引き裂かれる運命~♪」

私は、たぶん、最終的には、設置者(創立者)という立場だけでいい。学長(園長)も理事長(経営者)も、いらない。

自分の思ったような大学や教育機関を創立できれば、この世に何かを生み出されば、創れば、それで満足な気がする。