4つの保育園を設置・運営して分かったことがある。最近閉園した保育園を観察して、覚ったことがある。
保育園には、三種類の責任者・幹部人財が必要である。教育と運営と経営である。
まず教育・保育の責任者である。教育幹部としよう。本当にどうやったら子どもが育つか、どうしたら理念の教育・保育ができるか、などを四六時中考え、実行実現する人である。
次に運営幹部だ。運営責任者。保育者、厨房、事務部など、保護者対応を含めた保育園内部を回すこと、そして、行政や近隣関係者との連携を上手にするもの、である。
そして、経営幹部だ。持続可能に社会福祉や社会貢献をしたかったら、経営をちゃんとしなければならならない。
小さな保育園では、能力のある園長が全部やるかもしれない。少し中規模なら、園長と事務長が3分野を自然に分担して、こなすかもしれない。
だけど、実際には、この三種類の人財が必要だ。三種類の責任者が必要だ。
運営と経営は別の能力。教育と経営は別の才能。運営と教育は別の時間軸と視点。