「見える景色が違う」「見ている景色が違う」「見てきた景色が違う」そんな言い方を、初めて聞いたのは、社長の先輩方と話した3年ほど前。
社長と副社長とは、見ている景色が違う、とか。
あの会社のトップとこの小さな会社のトップとでは、見える景色が違う、とか。
あの組織のトップが務まるあの人は、自分達とは見てきた景色が違う、とか。
その時は、分からなかったし、納得できなかったし、少し反感も持ったりした。
最近になって、少し変わった。
「見える景色が違う」という論法を当てはめると、納得できる状況に出会った。
「見ている景色が違う」という言い方だと、説得できる事態が起きた。
「見てきた景色が違う」という表現でだと、説明できる出来事があった。
時がたって、経験があって、思い出して、はじめて分かる先輩の教えもある。