服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「私をあまく見るな」という啖呵切りを優しい態度と言葉で表明したら

仕事上で「私をあまく見るなっ」と啖呵切るのを、優しい態度と別の言葉でやってみたら、成功した。‥‥の巻。

昨日、あることが勃発した。

セミナー受講のため、スマホの電源を2時間ほど切っていた。

終わって電源を入れたら、不穏な着信と、取引先からの納得できないメールがある。

即座に、私の師匠の「要するに喧嘩だろう?」という言葉を思い出す。そう、これは喧嘩だ。

アドレナリンが体内を駆けめぐる。この後の仕事はキャンセル。

的確な選択と、勝つための手を打つには、思考と、冷静な状態と時間が必要だったからだ。

相手側はたぶん、私が何も分からない女社長で、もっとぶん取れると思っていたのだろう。

ごまかすな。ふざけるな。私をあまく見るな。私は母なる優しさ(笑)で、分かっていても、この間、黙っていてあげただけだ。

それなのに、私を甘く見て、終わり際に、もっと獲ろうとして、姑息になっている。この相手の愚かさよ。

仕事は誠実が一番で、私はそれを貫く。相手がそうでない場合も、最後までそれを貫く。相手につられて自分もずるくなったら、いつか会社は滅びる。

不誠実な相手には、終了したあと、二度と取り引きをしないだけだ。これが私が6年の社長業から出した結論だ。

さて。誠実であることと、脅しを使うことは、違う。そして、脅しは優しいほど、効果がある。

また喧嘩でも、相手に逃げ道を用意してあげることも、大事だ。

社長社会は男社会だ。男社会は狼社会だ。狼社会は縦社会だ。

メンツを保ってあげつつ、どっちが上か、分からせてあげた方が、上手くいく。仕事でどっちが上かというと、お金を出す方だ。今回は私だ。

そして、夜。

見かけは遠慮気味の、優しい文面で、メールを打った。考えに考えた末の、短い文章だ。

翌朝、すぐに担当者からLINEとメールが来た。私は返さない。反応してあげない。

そして、お昼過ぎに、社長から、電話があった。

用意した逃げ道を、相手は去っていった。最後に、彼らに誠実な引き方をさせてあげたのが、私の慈悲だ。