フランクリン・ルーズベルトの言葉だ。「自分を過大評価する人間を決して過小評価してはいけない」
ちなみに。
その反対に「自分を過大評価する人間は、能力が低い」というのもある。ダニングクルーガー効果。
さて、もどって。
私は、ルーズベルトのこの言葉を、こう理解する。
自分を過大評価する人間とは、自己肯定感が高い。自尊心がある。自分を信じている。
そういう人は、自分は何事も成しとげきれると信じている。自分は出来ると思っている。すると、達成や成功に、要らぬ障害がなくなる。
そういう人は、セルフイメージが高い。自分にポジティブなので、何をするにもポジティブに物事に向かう。すると、良い結果が出やすい。
自分を信じている人は、熱量も高くなる。前向きなので、そのエネルギーをそのまま投入する。すると、成果が高くなる。
実は。
これまで、多くの保育士を見ていて、「もっと自己肯定感、高くていいのに」「自尊心が低くいのかな?」と思ったことが何度かある。
『保育士になったら最初に読む本』を企画して執筆者した、そのきっかけは、保育士さん達のこの“自己肯定感”の低さを感じたからだった。
出版した今になって、最近、このルーズベルトの言葉を見つけた。もっと前に知っていたらなあ。(笑)