服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

記録 保育園は休園しない

一番最初に、学校、幼稚園等を閉鎖と出たとき。真っ先に考えたし、保育者から出た質問が「ん?保育園と学童は?」である。そして、緊急事態宣言のあとは、もう、全国でまちまちである。

当然だ。何しろ、保育園はどんな教育機関よりも、濃厚接触な場所である。それは公立・私立、認可・無認可も関係なく、そうである。

子ども一人辺りの面積が決まっている。定員によりそれを確保する。それ以外に厨房やトイレや保育家具や救護室や事務所を作る。必然的にギリギリの広さになる。

というわけで、学校がそうなら、保育園は濃厚接触な空間だろう。

子どもは、より群れたり手を繋いだり顔わ近づけたりするから、学校は濃厚接触だ。と初期のころ専門家が語っていた。

それなら保育園は、濃厚接触の現場である。

赤ちゃんおんぶ紐の保育士は、泣き出した子どもを抱っこしてあげる。前後で濃厚接触

子どもは、涙もヨダレも、保育士の胸に擦り付けて慰められる。濃厚接触

歩き始めのヨチヨチが、手を拡げて待つ保育士に抱きついてゴールをする。笑いあって抱き締める。濃厚接触

可愛い~、上手ね~、良くできたね~、偉い~、どうしたの~。保育士は、常に言葉をかけたり(飛沫だ)、頭をなでたり、頬を触ってあげたり。濃厚接触

そんな保育園に、どうしても預けなければならない人は、沢山いるのだ。

昨日も、マスクをしたままの保育士が、「濃厚接触~」と笑いながら、赤ちゃんチューを受けていた。