服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

法人とか会社は、創ったらもう公器だ

法人をつくって、そして保育園をつくって以来、度々言われることがある。

「息子さんに継がすのですか」「○○(甥姪または資金支援者の師弟の名前)さんが、継ぐんですか」

びっくりするし、呆れもする。何でそう思う?

某公共的な資金融資機関の面接でも「さて、ガバナンスの問題ですが、貴女に万が一のことがあったら、息子さんが三園を継いでくれる確証はありますか」ときた。

即座に「有りません。息子は関係ないです」「保育園グループの次の理事長は、理事会で選んでもらいます」と断言した。

会社でも、保育園でも私立学校でも、法人は、設立されたら、社会の公器である。

代々、一族が理事長を務めるとか、バカバカしい。会社でも、創業者一族が社長を務めるというのは、あるだろうが、株式割合とか、様々な状況と条件があるからだろ。

江戸時代じゃあるまいし。

もちろん、議員でもそうだ。議員で世襲は、あり得ない。やってはいけない。

2世にも職業選択の自由があるというなら、やるなら、他の選挙区から出るべきだ。

社会の公器に、世襲はいらない。

もしも、この会社が、この選挙区が、社会の公器ではないないと信じるなら「これは、我が家のものです、我が一族の会社です、我が一族の選挙区です」「この会社は、この選挙区は、我が一族のものです」と宣言して、堂々と継いでください。