服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

起業した法人は、成長・上昇の過程で踊り場をつくろう

法人をつくって、4年以内に、立て続けに保育園を4園設置して、ガンガン進んだ。

その時「そんな、いけいけドンドンで、転ぶよ」と言われたことがある。この人、分かってない。

また、私のことを思って、経営者先輩が「急ぎすぎてないか」と電話で言ってきたことがある。

その方には「(保育園設置の)扉は今しか開いてないんです」と言ったら「なるほど」と即座に納得し、その後、大協力してくれた。この方、さすがだ。

さて、いま。

今度は「成長を忘れたのか」「守りに入って、がっかりだ」「他の事に時間と気持ちをさいて、こっちは手抜きしている」と言ってくる人がいる。この人達、分かってない。

長い上り階段には、踊り場をつくらならなければならない。万が一足を踏み外しても、一階まで落ちなくてすむように。

下りエスカレーターを駆け登ったら、一度ある階で降りて高止まりしなけれぶならない。休憩して息を整えるか、別の登り方を探すために。

同じように、急速に成長しようとする組織や会社は、成長の過程で、休む時期、息次のために調える期間が必要だ。

保育園運営の我が一般社団法人は、今は、その時期だと、認識している。慌ててはいけない。