アメリカ大学生活10年の息子から聞いた。アメリカの大学では、わざわざお金を払って受講する学部のクラスで「グラントライティング」なるものがあるそうな。
学者や研究者や学生が、その研究や勉学のための助成金等を取ってくる、それを学ぶ授業らしい。
助成金の探しかたから始まって、スキルや知識や申請書の書き方などとを学ぶ、とのこと。
日本でも確かに、科研費の取り方とかの本がある。私も読んだことがある。だが授業については、かぶんにして知らない。
実は、大学に限らなければ、起業や事業のときの助成金・補助金、資金調達についての書籍も、そのセミナーも多くある。
私はそれらを何冊も読んだし、幾つもに参加した。そうやって、絞りだし、筋を見つけ出し、コツを学んだ。
この時に頭にあったのが「大学を作るなら、いつかどっちみち、大きな科研費や助成金や何とか金を、取ってこなければならないのだから、今から小さいのから出来るようになろう」ということだった。
大学なんぞは、幾つもの資金源や収入源、資金の柱がなければ、創立できないし維持できない。
寄付金、自己資金、金融機関融資、自己事業資金の柱、そして助成金・補助金だ。
今回、二つの保育園設置で、助成金獲得と金融機関からの融資調達を、出来るようになった。遠回りや試行錯誤、発見や憤慨をしながら、やっとノウハウやコツを獲得した。
それがアメリカでは、学部で既に、クラスとしてあるんかいっ。(笑)と思ったしだいである。ほんとに実質的だ。
よし、大学作ったら、私がその講義を出来るぞ。(笑)