服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

なるほど「会社の運命」って、あるんだね

今朝、読んでいる本に、こうあった。

「思い返せばここまでくるまでに、いろんな大変なドラマがあったでしょう。お金が足りない、予想外のアクシデントが起きた、契約が取れなかった、銀行の融資が下りなかった、社員が一斉にやめたなどです」

全部、あった(笑)。それ以外も、あった。

すごいよ。大変だよ。思い出しても恐ろしいよ(笑)。

本に書いてるくらいだから、みんなそうなんだ。それなのに、どうして人は、会社を起こす。

会社という日本語の文字を解きほぐすと、”人の集まり”ということだ。

社団法人も、株式会社も、そして財団法人も。財団はお金が有って、だという人がいるが、そのお金を使うために、人がそれを法人にする。

まず、法人という事が“人と見なす”という意味だもんね。

とにかく。会社、法人にも、まるで人間の運命のように、普通に起こることは起こる。そして、人の命の尽きるように、会社だってその命が尽きるときがある。ヒトほど凄い確率で誕生するのはないだろうが、ヒトと同じく淘汰がある。

でも、会社や法人にしたら、人の生命より長く生き残ることもある。

世界や日本の老舗企業や、世界の大学、教会組織やお寺、など等。

創立者や初代が居なくなっても、継ぐものがいれば、生き残る。

その社会が必要とすれば、生き残る。形を変えても、生き残る。

そう思うと、勇気がでて、性懲りもなく頑張れる。