さて。
やる前から予想はしていたが、今日の某会社との会談は、強心臓と、面の皮の厚さが、求められるものであった。
あちら側に呼び出されて、わざわざその会社に出向いた。
担当者さん達と誠実に談話しているところに、“大物”が、遅れて登場して、名刺の名前も見ずに受け取り、のっけから、ある言葉を吐く。
即座に、私は戦術を立てた。シンプルだ。嘘でもいいから満面の笑顔で、相手の皮肉も通じない代表理事になる、と。あと、もちろん自分の相手への皮肉は、誉め言葉でする、と。
戦術、やりきったと思う。(笑)
相手の大物さんは、言葉だけでなく態度全体で、冒頭の言葉を表現していたが、私は笑顔をくずさなかった。両隣の担当者さんたちが可哀想だったからだ。
終わって、自分が三番目に通った大学のある懐かしの田町駅で、こわばった笑顔を戻すために、懐かしのビルのトイレの鏡に向かった。
そして、本当の笑顔になった。
ここまで大人になりました、と。(≡^∇^≡)