教育は、いま目の前の救貧には、なれないかもしれない。
しかし、教育は最大の防貧になる。
保育は、いま目の前の救貧にもなれる。そして最良の防貧にもなる。
アメリカの研究で、就学前の幼児への1ドルの投資は、十数年後の9ドルになる、最もリターン率の高い、効果の良い投資である、というのがある。
政府が保育・教育にお金をかけるというならば、それを取ってきて、自分が救いたい人に使うのは、健全な野心である。
「道理を持った富貴でなければむしろ貧賤の方がよいが、もし正しい道理を踏んで得たる富貴ならばあえて差し支えないとの意である」論語と算盤より