「いやいや。戦っている人と、協力している人と、観戦(批評・評論)する人は、全然違いますよ」
テニスの試合をなぞって、ある人が言う。もちろん、経営とか、起業、組織運営の文脈での話だ。
経営や運営において、実際に行動する人、実行している人は、試合・ゲームを戦っている人。選手だ。ジョコビッチだし、錦織だし、なおみだ、フェデラーだ。
こうした方が良いよ、あれをしたらとアイディアを出したり、助言してくる人は、協力している人だ。コーチや家族席にいる人。
素晴らしい。でも、本人は戦っているわけではない。たとえ、経営や運営という同じコートの中にいても、どんなによい意見をいっても、当事者意識のない人は、協力者に過ぎない。
戦う人・当事者になるか、それが出来なければコートの外にいてそれを自覚して意見を言って欲しい。
ましてや、同じ試合会場にいても、コートの側か中にいても、批判や批評や講評だけしかしない人は、ただの観客だ。
観客はコートから出てほしい。お金を払って、入場してほしい。そしてブーイングしたり拍手したりしてほしい。
だそうだ。