服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

新規参入を阻む業界は発展しない

内閣府企業主導型の保育事業説明会に行ったら、驚くことを聞いた。

説明者が私の質問に答えて、「これまで保育事業をしたことのない事業者は、採択のポイントが低い」と名言したのだ。

更なる確認の質問に、「今回が初めての保育事業者、新規参入の事業者は、申請の際に採択・認可される審査の累積点数が、減点される又は加点されない」と答えた。

もちろん、何故?どうして?とまたまた聞き返したら「だってそうでしょう。今まで保育をやったことないのに、なぜ今回やるのかが問題ですよね」とのこと。はあ~?!

 

新たな社会課題の解決に、新たに乗り出そうとする若者(その業界における若者)や新参者には、壁をつくるらしい。それがこの業界の良識か。

新たな社会課題の解決のために、新たに作った制度のはずなのに、新たな参加者・新規参入者に対して狭き門にする、意味があるのか。

 

新規参入に価値を置かない業界に、発展はない。

新しいものや新しい人を吸収しない業界に、将来はない。

新しいものや新しい人を生み出さない業界に、未来はない。

私が変えてやる!